刑事事件 [事例1]

酒に酔って全裸になり現行犯人逮捕⇒釈放・不起訴

40代男性
罪名結果
公然わいせつ 不起訴

背景

Aさんは酒に酔っていたため、全裸になって外を歩き回ってしまいました。それを見た通行人に通報され、駆け付けた警察官に公然わいせつで現行犯人逮捕されてしまいました。Aさんが逮捕されてすぐ、ご家族が当事務所に相談に来られ、ご依頼をいただきました。ご家族のご依頼の内容は、Aさんが早期に釈放されるようにすることと、Aさんに前科が付かないようにすることでした。

対応

ご依頼をいただいた後、まずはAさんの身柄解放に向けた活動を行うことにしました。Aさんが検察官から勾留請求されないようにするため、ご家族にAさんをしっかりと監督するという内容の身元引受書を作成してもらい、ご家族の監督意思が強いということを証拠にしました。また、警察署に行ってAさんご本人とも接見し、その際に、今後断酒する意向であることや反省の気持ちを上申書にまとめていただきました。それらご家族の身元引受書やAさんの上申書を基に、Aさんに勾留請求の必要がないということを記載した意見書を作成して検察官に提出し、さらに、検察官と直接面談して勾留請求をしないように求めました。その結果、Aさんは勾留請求されず、釈放されました。
釈放された後、不起訴処分を獲得するため、Aさんに断酒のための活動を続けてもらいました。ある程度、活動を続けたところでその活動の内容を報告書にして検察官に提出し、Aさんについて再犯のおそれがないことを説明しました。

結果

その後、しばらくして、Aさんは不起訴処分となりました。

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