支店長弁護士インタビュー

大宮支店長 埼玉弁護士会足立 博之弁護士

泉総合法律事務所 大宮支店長、足立博之(あだちひろゆき)弁護士のインタビューです。ご相談いただくにあたり、心がけていることなどをインタビューしました。

バリアフリーで「ゆとり」がある、来所しやすい事務所です

――― まずは、大宮支店についてお聞かせください。大宮支店の事務所周辺の街の雰囲気や印象、駅からの道のりや、道の分かりやすさなど、来所しやすさにつながっている特徴をご紹介ください。

当事務所がある大宮は埼玉で最大の商業地域であり非常に活気のある町です。 北の玄関口であることから、大宮駅では東北・信越地方の物産展が常時開催されていますし、各地域の人気スイーツ店の出店もあり、大宮駅周辺だけでいろいろな食文化に触れられるのが魅力です。 氷川神社や大宮公園、鉄道博物館など歴史や自然に触れることのできる場所も多くあることから、老若男女様々な人が楽しめる場所になっています。 当事務所は、駅からの距離も徒歩3分程と、アクセスしやすい立地です。 東北・信越地方から東京への玄関口に位置していることもあり、東京埼玉県内の方はもとより、栃木県・群馬県にお住まいの方など多くのお客様に当事務所をご利用いただいております。

 

――― 事務所の相談室の特徴をご紹介ください。また、ご相談者様のプライバシー配慮、相談しやすい雰囲気のために工夫していることがあればご紹介ください。

エレベータを6階で降りていただき、右手にあるドアが当事務所の入り口です。 相談室が二部屋ありますが、相談室や執務室の間はしっかりと区切られており、お客様のプライバシーはきちんと確保されております。 安心してご相談ください。 また、エレベータから相談室までは、バリアフリーとなっており、相談室の間取りもゆとりがあります。 ご高齢の方、車いすや松葉杖の方でも安心して御来所いただけると思います。

 

――― 足立先生のご相談者様への対応についてお聞かせください。レスポンスを早めるために心がけていることや、フットワークの軽さ、ご相談者様と同じ目線で法律相談をするために心がけていることなどをご紹介ください。

お電話を頂いた場合には、可能な限り速やかなレスポンスを心がけています。 お尋ねいただいた内容によっては調査・確認に多少のお時間を頂くこともありますが、調査・確認をしっかりと行ったうえで、回答致します。

ご相談においては、専門用語はできる限り日常的な言葉に置き換えて説明するよう心がけています。 「専門用語が多すぎて何を話しているのか分からなかった。」ということでは、折角弁護士に相談しても意味がありません。 解決策や提案をしっかりと理解していただいたうえでご依頼いただくことが、大切だと考えています。

 

『相談してよかった』と思っていただける面談をしたい

――― 先生にとって、事件解決に取り組む際のモチベーションや、事件解決にどのように取り組んでいきたいかの意気込みなどをご紹介ください。

多くの方ご相談者様が、「初めての法律相談」です。初めて見る弁護士に、感情なども入り混じる複雑なトラブル全体像を、初めて相談をすることになります。

『自分の考えを上手く伝えられない』、『緊張して話ができない』ということも珍しくありません。

そのため、話をよく聞き要所ごとに認識のズレがないかを確認したり、弁護士の説明の中で不明点がないか時間を取って確認したりと、ご相談者様のペースに合わせた相談を心がけています。 最終的に「相談してよかった」と思っていただける面談になるように、と常に意識しているところです。

事件解決のモチベーションは、なんと言っても「依頼者様の満足」でしょうか。

弁護士に相談に来られる方のほとんどが何らかの悩みやトラブルを抱えていらっしゃいます。その不安感が表情に出ている方も決して少なくありません。 お悩みや紛争・トラブルが無事解決でき、依頼者の方が安堵した表情を見せられること、その姿を見られることが、何よりの励みになります。

 

――― 法律相談における早期相談の重要性について、痛感したエピソードがあれば、ご紹介ください。

借金問題の場合などは特に、遅くなれば遅くなるほど状況は悪化する傾向にあります。

ある案件では、面談予約時の簡易な聞き取りの際には、負債額もそこまで大きくなく、「車を残したい」との希望もあり、任意整理での解決も十分可能性がありました。 ところが、その日の面談はご本人の都合でキャンセルとなってしまいました。

再度のご予約を頂いて面談を行った際には、以前の予約から日数が経過しており、借入がさらに膨らんでいて任意整理での解決が困難な状態に陥っていました。 結局は法的手続を取らざるを得なくなり、車も手放すことになりました。

このようなケースを見ると、あらためて早期相談の重要性を痛感します。

それぞれのご事情もあり、難しいところではありますが、出来る限り早いご相談・ご対応が望ましいと感じています。

 

――― 最後に、お聞きします。足立先生は弁護士として、ご相談者様に何を提案又は提供したいとお考えですか。

弁護士である以上、法的な解決は最も意識しなければならない点の1つです。 ご依頼者様のトラブルに対して法的な解決手段としてどのような方法があるのか、メリット・デメリットはどのようなものがあるのかを踏まえてご提示します。

他方、それと同時に「ご依頼者様のお考え/お気持ち」も、意識するべき大切な点の1つとなります。 適法かつご依頼者様のお気持ちに適う解決方法を見つけるため、十分な説明やご希望点の聴き取り、十分な協議に努めていきます。

借金問題をはじめ、ご依頼者様一人一人抱えているご事情が異なりますので、他の方と全く同一のご相談というものはありません。 しかしながら、「過去の取扱案件と類似している」ことはございます。 そのため、数多くの事件に取り組んできた経験というものは、これからご依頼を頂くご依頼者様に解決方法をご提示する際の一つの大きな指針となります。 これまでの経験を踏まえた解決策のご提案ができるよう、心がけてまいります。

――― インタビューは以上です。足立先生、ありがとうございました。

ありがとうございました。

 

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