不倫慰謝料 [事例4]

不貞行為をした妻に対し、離婚及び慰謝料請求⇒慰謝料150万円で離婚成立

20代男性
立場慰謝料請求額
慰謝料を請求する側 150万円

背景

Aさんは、妻が不倫をしている事実を突き止め、妻にその事実を確認しました。
ところが、妻は開き直り、Aさんに対して逆に離婚を切り出し、不貞相手と共謀してAさんに難癖をつけてきました。
相手方の対応から一人では手に負えないと考えたAさんは、当事務所にご相談にいらっしゃいました。

対応

Aさんは、不倫慰謝料を獲得したうえで妻と離婚することと、妻と同居している子どもとの面会交流についてきちんと取り決めをすることを希望されていました。Aさんとしては、本当は子どもの親権も取りたいところでしたが、すでに妻が子どもを連れて自宅を出て行き、不貞相手と同居を始めたという状況から判断して、親権の獲得は諦めることにしました。
不貞の証拠としては、不貞行為が推認されるLINE履歴があり、妻自身が不貞行為を認めていましたので、仮に訴訟になっても請求が認められる可能性が高いといえました。
ただ、実際の交渉としては、妻と不貞相手の態度が悪く、また、離婚に伴う財産分与や養育費、面会交流などの問題もありましたので、話をまとめていくのに非常に時間がかかりました。

結果

交渉は長期化しましたが、最終的には、Aさんが養育費を支払い、相手方が不貞慰謝料150万円の支払いとAさんと子どもの面会交流を「月1回以上、長期休暇は宿泊付き」で認めるということで、協議離婚を成立させることができました。
なお、相手方から、慰謝料の支払い方法について、「一括が困難なので分割払いにしてほしい」との申入れがありましたが、相手方の態度の悪質さから、途中で支払わなくなるリスクが考えられましたので、公正証書を作成しました。

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